上海市生まれ
吴德昇氏は幼い頃から質素な家庭環境の中で過ごし、絵画に対して大変興味を持っていました。中学卒業後、当時の上海玉石彫刻工場に入社し、技術の習得に励みました。
スタジオの設立
吴德昇氏は東方の伝統芸術に対する深い理解に基づいて、西洋彫刻史の研究に専念し、それを理解・応用し、東方の伝統的な人物彫刻に更なる深みをもたらしました。 1993年には、上海に「徳昇琢玉スタジオ」を設立し、更なる芸術探求を独自に行いました。
「中国工芸美術大師」称号の授与
2006年、吴德昇氏は中国国家発展改革委員会より「中国工芸美術大師」の称号を授与されました。
「両岸玉彫金手指奨」受賞
2009年、吴德昇氏は中国生産力学会常務理事に選出され、中華宝玉石協会より「両岸玉彫金手指奨」を授与されました。
「十年傑出貢献奨」受賞
吴德昇氏は「中華特級玉彫芸術大師」と「中国玉石彫刻天工奨十年傑出貢献奨」を受賞し、更に、中国珠宝珠宝玉石首飾行業協会の第五任目の常務理事及び副会長に選出されました。
個人スタジオが教育拠点として認定
吴德昇氏の個人スタジオは、上海工芸美術職業学院手工芸芸術研究院により、「工芸伝承教育拠点」として認定されました。
同済大学教授に就任
2013年、吴德昇氏は同済大学宝石及び工芸材料実験室の宝(玉)石学科の非常勤教授に任命されました。また、同年、上海工芸美術職業学院客員教授、上海市政協教科文衛体委員会特任委員、上海海派玉彫文化協会専家委員会副主任に任命されました。
「色即是空」個人展
吴德昇氏は、チェコ大使館主催の「色即是空」アート展に招待され、開会式にてご来賓として登壇。駐中国チェコ大使のリボル・セッカ氏と共に開会式を執り行いました。
中国-イタリアアート展示ツアー「優秀作品賞」受賞
吴德昇氏は、上海宝玉石行業協会から「玉龍・最も価値あるブランド賞」(2015年価値人物)を受賞し、さらに中国イタリアアート展示ツアー(職人精神)の「優秀作品賞」を受賞しました。
大英博物館副館長との交流訪問
大英博物館の副館長キャロル・マイケルソン女史が吴德昇氏の個人スタジオを訪問し、より一層の交流と協働を表明しました。
「国連設立70周年&中国現代クリエイティブデザイン功績展」に参加
吴德昇氏は、国家連合文化スポーツファンドと中米交流センターが国連本部ビルで共同主催した、「東洋の視点」をテーマとした「国連設立70周年&中国現代クリエイティブデザイン功績展」に参加しました。
上海呉徳昇文化芸術センターの設立
呉徳昇文化芸術センターは上海嘉定区江橋鎮に位置し、約4.6ヘクタールの敷地を有しています。当センター内には、呉徳昇氏の個人作品を中心に展示されています。
A.ランゲ&ゾーネとの展示会
呉徳昇氏はドイツ機械式時計メーカーのA.ランゲ&ゾーネと共に展示会を開催。会場にて、呉徳昇氏はA.ランゲ&ゾーネの代表的なムーブメントの一つであるゼンマイプレートの上に、繊細な東方の技術を展開し、東方と西洋の「技術と美学」の対話を成し遂げました。
「玉石の王」の称号
呉徳昇氏は、個人の偉大なる業績と業界に対する影響力により、「玉石の王」の称号を獲得しました。また、同年、上海工商職業技術学院の名誉教授、上海文史研究館工芸美術研究者特任館員、上海工芸美術学会会員に着任。上海呉徳昇文化芸術センターは、同済大学浙江学院と上海建橋学院(珠宝学院)の産学研究協力拠点となりました。
作品「ハーモニー」が台湾珊瑚博物館に収蔵
呉徳昇氏が四年の歳月をかけ、丁寧に作り上げた赤珊瑚作品「ハーモニー」は、高雄85ビルの台湾珊瑚博物館に永久収蔵されました。この作品は、海を越えた文化伝承と芸術交流促進を目的とし、文化的認可文化的認可を高めています。